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猫の平均的な寿命とは?
かわいいペットとして猫を飼っている人が多くいますが猫の寿命は人間よりも短いためにお別れを経験することもあります。
しかし猫の寿命を正しく知ることで長生きさせることができることもあります。
猫の平均寿命はここ最近急激に延びてきています。
昔は「家ネコ10年、外ネコ5年」と言われるほどの寿命で、20年生きるとしっぽが二股に分かれて人間の言葉を理解するようになる「猫又」になるとまで言われていました。
しかし現在猫の平均寿命は14年を超えています。
20年生きることもそれほど珍しいことではなくなってきています。そしてやはり病気のリスクが少ない分、室内で飼われている猫の方が少し長くなっています。
猫の年齢は人間なら何歳相当?
人間の20歳と猫の20歳はまったく違います。猫と人間では成長の速度が違うからです。
一般的に猫の年齢を人間に換算するには、猫の1歳を人間の18歳としてそこから猫の1年を人間の4年に換算してプラスしていくという方法です。
つまり猫の5歳は18+4×4=34で、人間の34歳に相当することがわかります。
以下年齢早見表です。
猫の年齢 | 人間の年齢 | 成長段階 |
2週間 | 半年 | 子猫(成長期) |
1ヶ月 | 1歳 | |
2ヶ月 | 3歳 | |
3ヶ月 | 5歳 | |
6ヶ月 | 9歳 | |
9ヶ月 | 13歳 | |
1歳 | 17歳 | 成猫(成人期) |
1歳半 | 20歳 | |
2歳 | 23歳 | |
3歳 | 28歳 | |
4歳 | 32歳 | |
5歳 | 36歳 | |
6歳 | 40歳 | |
7歳 | 44歳 | 高齢猫(高齢期) |
8歳 | 48歳 | |
9歳 | 52歳 | |
10歳 | 56歳 | |
11歳 | 60歳 | |
12歳 | 64歳 | |
13歳 | 68歳 | |
14歳 | 72歳 | |
15歳 | 76歳 | |
16歳 | 80歳 | |
17歳 | 84歳 | 超高齢猫(超高齢期) |
18歳 | 88歳 | |
19歳 | 92歳 | |
20歳 | 96歳 |
※以降、猫年齢1歳につき人間年齢を4歳加算して推計
現時点での長寿記録は?
過去の猫の寿命ギネス記録は38歳と3日を生きたというアメリカのCream puffという猫でした。
これは人間でいうと170歳ほどに相当します。
そして現在(2018年時点)は、アメリカオレゴン州のコーデュロイというオス猫で28歳です。
猫の平均寿命はオスとメスで少し違いがあります。
ペット保険アニコムが公表している「アニコム 家庭どうぶつ白書2017」によるとオスの平均寿命は13.7歳、メスの平均寿命は14.8歳でした。
メスの方が寿命が長いのは人間と同じです。
参考:アニコム 家庭どうぶつ白書2017
https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_201712.pdf
これはオスとメスでかかりやすい病気が違うことが影響しています。
特にオスは尿路結石になりやすく、死亡原因にも多くなっています。
年を取ってくるとどういう行動、症状をするのか?
猫は7~8歳を超えると少しずつ老化症状が出てきます。
まず行動がだんだん活発的ではなくなってきます。好奇心も弱くなっていき、のそのそと鈍く動くようになっていきます。
必要以外の行動はできるだけしなくなり、寝ることが多くなっていきます。
味覚や好みが変わるのか今まで食べていたフードを突然食べなくなったり、わがままを言うようになってきます。
トイレ以外の場所で排泄してしまうことも増えます。
これは単純に老化によってトイレまで我慢できない、トイレが使用しにくくなっている。消化器官などに病気が出ているなどの理由によるものです。
12歳を超えると腎不全や甲状腺機能亢進症、がんなどの病気が多くみられるようになっていきますので、健康診断が非常に重要になってきます。高齢の猫は腎臓病で死亡することが多いためです。
外見でいうと、全体的に毛艶も悪くなってきます。毛並みが悪くなり、毛がべたついてきます。黒い毛の場合は白い毛が混じってきます。
歯が黄色、茶色に近づいてきます。全体の筋肉量が落ちることで脚が細くなるかわりにお腹がたるんできます。
目ヤニが出てきたり口臭がするようにもなってきます。
年を取ってくるとどういうケアが大事になってくるのか
猫も若いうちは大丈夫なことでも老化してくると気を付けなければいけないことがあります。
まず人間が普段食べているものは与えないようにしましょう。
人間の食べ物には人工の保存料や着色料、香料などが多く使われています。
また、糖分や塩分も強く、味付けも濃いために老猫にとってはとても害になります。
さらに食べ物によっては中毒症状を起こしたり、心不全などの原因にもなることがあります。
老化が進んでくると運動不足が慢性化してきます。そのため筋肉量が落ち、肥満にもなります。
猫が肥満すると血管や消化器官を脂肪が圧迫するために良くありません。
自由に動ける場所を作ったり、かんたんなおもちゃなどで遊ぶことで体を動かすようにしましょう。
そして何よりも健康をチェックしなければいけません。
猫の見た目や排泄物などからおかしいところがないかどうか、食欲、トイレの回数などを常にチェックするようにしましょう。
気になるところがあれば動物病院に連れていくのも良いでしょう。
近年、すぐれた栄養価のキャットフードや医療の発達により猫の平均寿命は延びてきています。
そういった環境のなかで、飼い主が猫の毎日の行動や過ごし方を注意して観察することで寿命はさらに延ばしていけます。
猫のちょっとした変化を見逃さないようにしてあげましょう。
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