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猫の健康診断って?コアワクチン接種の必要性とは

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welsh114 / Pixabay

猫は子猫のときから成人猫、老猫とどの時期についても病気にかかりやすい生き物です。

そして悪いことに、猫は体に痛い箇所があっても我慢したり隠したりします。

そのために発見が遅れてしまう傾向があるのです。

子猫は生後6週間の間は母乳からの免疫があるためにあまり病気にはなりません。

その期間を過ぎたら健康に気を付けましょう。また、室内のみで飼っている場合は病気をもらいにくいのですが、外に出ることが多い猫は病気をもらいやすくなります。

定期的な健康診断が必要となるでしょう。

どんな検査があるの?

動物病院やクリニックによって検査項目や料金は変わってきますが、ここでは一般的なものを紹介していきます。

・尿、便検査

人間の場合もそうですが、これで病気がわかることが多くあります。

特に猫は消化器官に影響が出やすいためにわかりやすくなっています。

ここで使用する尿や便は自宅で採取していくのですが、採取後あまり時間が経ってしまうと検査に使えなくなります。

提出する3時間以内に採取するようにしましょう。採取するキットや容器は動物病院で専用のものを貸し出してくれることが多くなっています。

・血液検査

これで内臓器官に異常がないか調べます。絶対に外せないのは尿、便検査含め、この二つの検査と言えます。

・レントゲン検査

内臓を撮影して形や位置に異常がないかどうかを調べます。

より内臓の内部の状態を知るためには超音波検査をすることもあります。

他にも心臓の病気を診断する心電図検査、白内障や緑内障を調べる眼科検診、歯の数、歯肉の炎症などを調べる歯科検診なども行うことができます。ただし歯石除去を行う場合は全身麻酔をすることになりますので、体調が悪いときには行うことができません。

また、猫エイズやウイルス感染を調べる検査もあります。

上記検査に加え獣医が直接飼い主に猫の様子を聞く「問診」、猫を実際に触ってみて判断する「触診」、聴診器で心音や脈拍を調べる「聴診」などを経て健康診断は終わります。

こういった検査をするために健康診断の当日は何も食べさせないでおきましょう。

キャットフードなどを食べた後で検査をすると数値が正しくでないことがあります。

基本にセットとなっているもの以外はオプションとなりますので、別途追加料金を払うことになります。

総額でどれくらいになるか先に相談してある程度の見積もりをしておくのが良いでしょう。

予防接種・ワクチンの種類

猫が感染する可能性が高いために必ず接種しておくべきワクチンのことをコアワクチンといい、それらは3つあります。三種混合ワクチンとも呼ばれています。

それは、「猫汎白血球減少症」「猫ウイルス性鼻気管炎」「猫カリシウイルス感染症」の3つです。

・猫汎白血球減少症

感染力がとても強い胃腸炎を起こすウイルスで、感染すると嘔吐、下痢、高熱などの症状が見られます。特に子猫がかかると重症化することが多いために注意が必要です。

・猫ウイルス性鼻気管炎

猫ヘルペスウイルス1型が原因となって起こります。「猫インフルエンザ」とも言われています。

風邪に近い症状がでます。高熱、下痢、くしゃみ、結膜炎などの症状がでます。

重症化すると失明したり衰弱死することもあります。

・猫カリシウイルス感染症

風邪に近い症状がでます。いくつかの型があるために、一つの型になってもまた違う型になることがあります。

この3つの三種混合ワクチンを基本にして、「猫白血病ウイルス感染症」を足したものを四種混合といいます。

猫白血病は白血病ウイルスによって高熱、衰弱、貧血などの症状を起こすもので子猫がかかると危険なものと言われています。

さらに「猫クラミジア感染症」を足すと五種混合になります。

猫クラミジアに感染すると結膜炎とくしゃみが起こります。

重症化すると失明したり肺炎を起こしたりします。また、猫と人が共通してかかる病気と言われています。

これに「猫カリシウイルスの別の型二種」を足すと七種混合となります。

これとは別に単独で受けるワクチンに「猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ)」があります。

これは猫同士でしか感染しないもので、感染すると免疫不全を起こします。

高熱、下痢のほか多くの症状の原因となるものですが、猫によっては感染していも発症しないこともあります。

三種混合で5,000円前後、五種混合で7,000円前後、七種混合で8,000~9,000円ほどが相場ですがもちろん病院によって差がありますので、細かくは病院に確認しましょう。

また、ワクチンによっては「副反応」がでる場合があります。

猫によってはワクチンを打つことで体調を崩したり、強いショック反応を起こしてしまうこともあります。

全体の1%ほどの割合ですが、慎重に獣医と相談してどれを接種するか決めていきましょう。

まとめ

これらのワクチンを打つのは基本です。

もしワクチン接種をしていないと病気になった際に保険の適用外となることがあります。

予防できる病気を予防しなかった、と判断されるのです。

健康診断やワクチン接種は費用がかかるものですが、病気になってしまうとさらに多くの費用がかかってしまいますし、他の猫に感染させてしまうこともあります。

定期的に健康診断を行い、適切なワクチンを接種するように心がけておきましょう。

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