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犬と猫の推定飼育数
ペットフードに関係している業界団体である「一般社団法人ペットフード協会」から2017年の12月22日に日本全国の犬と猫の推定飼育数を発表されました。
猫が約953万匹で前年比2.3%増に対して、犬は約892万匹で前年比4.7%減となり、この調査が行われた1994年から始めて猫の飼育数が犬の飼育数を上回りました。
ここ数年では犬は連続で飼育数を減らしてきているのに対して猫は増加し続けていました。
そのためにその差を少しずつ縮めてきていましたが、それが一気に逆転した形になります。
犬はここ6年ほどの間に約25%も飼育数を減らしているという現実があります。
その理由として考えられるのは1990年代の小型犬ブームの際に飼育されはじめた犬が寿命を迎えて飼育数を減らすことに反して、猫は「第二次なめ猫ブーム」、写真集などの販売などで飼育数を増やしてきたことが原因と言えそうです。
また、犬は猫よりも大型なものが多く、日本の住宅事情からすると猫の方が飼い易いということがあります。
特に大都市では犬を飼えるような庭を持つ家が少なく、室内で飼い易い猫に人気が集中しています。
犬は散歩などの負担も大きく、複数頭を飼うことが難しいが、猫は複数飼育されていることが多いということも影響しています。
(一般社団法人ペットフード協会 全国犬猫飼育実態調査:http://www.petfood.or.jp/data/chart2017/index.html )
猫の飼育にかかる支出とは?
猫が飼育されるきっかけでもっとも多いのが「安らぎ」です。特に20代~40代で多く、マンションなどの庭がない住居で飼い易い猫に安らぎを感じているということが読み取れます。
飼育されている猫の年齢としては1歳~7歳くらいの青年期の猫が圧倒的に多く、高齢期より上になると急激に数が減ります。
猫の飼育にかかる支出としては1匹を飼っている場合の平均月額が5,700円ほどで、複数を飼っている場合は約12,000円ほど、平均すると約7,000円ほどとなっており、生涯必要経費は外出する猫であれば838,732円、室内で飼っている猫では1,143,565円となっています。
猫の主食としては、市販されているドライフードが約70%、ウェットフードが約15%ほどとなっており、他はどれも少数です。
主食以外のおやつに関しては「おやつは与えない」が約40%ともっとも多くなっています。
これは猫の栄養過多による肥満などを考えてのことも理由として挙げられます。
与えている中では市販の煮干しなどの魚タイプの猫のおやつが約24%、それ以外のタイプのおやつが約25%と猫専用の市販されているおやつを与えている場合が多いようです。
また、市販のドライフードやウェットフードをおやつとして与えている場合も合わせて約30%ほどあります。
(猫 飼育・給餌実態と支出について:http://www.petfood.or.jp/data/chart2017/6.pdf )
犬と猫のペットフード・市販ペット用品の購入実態とは
犬も猫も約7割がドライタイプのフードを主食としていますが、その購入先が近年変化が見られます。
もっとも多いホームセンターやディスカウントストアでの購入割合が減少し続けており、代わりに増加し続けているのがインターネット販売によるものです。
これはカナガンやモグニャンなどのキャットフードの人気ランキングで上位に位置している製品が店頭で販売されておらずインターネット販売によるものということが大きく影響していると考えられます。
店頭で販売しているとすぐに売れなかった製品は長期間店頭に並ぶことになります。それを防ぐ意味合いもあってインターネット販売に移行していると考えられます。
しかし、主食以外のおやつはホームセンターやディスカウントストアでの販売割合が多く、インターネット販売の割合は非常に少ないという結果になっています。
これは主食は栄養価などを考えて選ばれていますが、おやつはすぐに購入できるものが選ばれていることを表しています。
また、種類別でいうとドライタイプのフードがもっとも多く販売されています。
これはウェットタイプのフードは一度開封すると保存期間が非常に短く、短期間で消費してしまわなければいけないということと、安定した栄養価を得るにはドライタイプのフードの方が良いと考えられていることが影響しています。
(犬・猫 ペットフード・市販ペット用品購入実態:http://www.petfood.or.jp/data/chart2017/7.pdf)
まとめ
ついに飼育数で猫が犬を上回ったという結果になりました。猫が人気になっていることと、犬の飼育の不便さが影響した結果です。
特に犬を飼育していて不便や不都合として意見が多かったのは「犬の医療費が高い」というものでした。
予想外の費用としてこの犬の医療費を上げている飼い主が多く、経済的な負担にもつながっています。
犬は受けるべきワクチン接種も多く、その費用も高額になることが原因です。
また、全般的に小柄な猫の方が飼育するのに便利、ということも理由として挙がっています。
日本の住環境、日本人の生活環境から考えると猫の飼育数の増加が見込まれており、逆に犬は飼育数が伸び悩んでいくと予想されています。
2018年には猫と犬の飼育数の差がさらに広がっていると考えられていますが、これから突発的な犬ブームが来るかもしれませんので、その結果を楽しみに待ちましょう。
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