コラム

キャットフードの高級化と拡大する中国市場の状況とは

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cocoparisienne / Pixabay

ペットを飼っている、もしくは飼った経験があるという人は少なくないでしょう。ペットとして飼育されている動物の大多数を占めるのは犬と猫です。

一般社団法人のペットフード協会が発表した「平成29年(2017年)全国犬猫飼育実態調査」によって、2017年に猫の飼育頭数が犬の飼育頭数を上回ったことが明らかになりました。

散歩に連れて行く必要がある犬に比べ、猫の方が育てやすく比較的手がかからないことが理由の一つとして挙げられます。

最近はドッグフード市場が縮小傾向であるのに対し、キャットフード市場は大きくなっています。

そこには飼育頭数の変動だけでなく、キャットフードの高級化が関係しています。

商品に使用されている食材の産地や鮮度にこだわる人が増え、高い値段のキャットフードが売れるようになっているのです。

日本と中国のキャットフード市場について

 ・日本市場

猫の飼育頭数は横ばいであり、犬の飼育頭数は減少傾向にあるようです。

それにも関わらず、ペット市場の規模自体は減少どころか右肩上がりになっています。

ペットが家族の一員として認識されるようになり、高級ペットフードの購入やペット保険への加入など、高単価の商品・サービスに対する需要が増えていることが理由の一つでしょう。

また、医療技術の発達や質の高い飼育環境によって猫の高齢化が進んでいます。

それによって栄養価が高くて食べやすいウェットフードやジェル状のキャットフードが充実してきました。健康への意識が高まると、配合成分や品質にこだわった高級品が自然と売れやすくなります。

こうしたことがキャットフード市場の拡大に繋がっています。事実、2015年から2016年にかけて市場の成長率は4%も増加しています。

プレミアムフードという言葉が広まるほど、贅沢な内容の商品が人気となっているのです。

食べやすさや栄養価だけでなく、愛猫の年齢・ライフスタイル・持病などを考慮した高機能商品を探し求める人がこれからも増加していくと考えられます。

外資メーカーと比較して、国内メーカーはまだまだ力が弱いです。

しかし国産の商品を希望する飼い主が一定数いるため、これからの戦略次第では十分な成長がみられるでしょう。

・中国市場

ペットブームの到来により中国のペット市場は成長を続けています。

2016年の時点でペットの飼育頭数は1万を超え、関連の商品やサービスも増えました。

市場の成長率は、10年前と比較して50%近くもアップしています。この凄まじい市場規模の拡大は、中国人の年収が上がったことに加えて、高齢の核家族が増えたことが関係していると考えられます。

独り身の高齢者がペットを飼い、そこにお金を投資しているのです。また、ネット利用者の増加に伴い、キャットフードやペット用の衣類などを通販で手軽に買えるようになったことも市場に大きな影響を与えているといえるでしょう。

【日本のメーカーが販売している高級キャットフード3選】

・日清ペットフード「懐石」

日清ペットフードの懐石シリーズは、厳選された豪華な食材をふんだんに詰め込んだキャットフードです。

鹿児島や長崎で獲れた新鮮な魚を主原料としています。ドライフードは「懐石zeppin」と「懐石dish」の2種類、ウェットフードは缶詰の「懐石缶」とレトルトパウチの「懐石レトルト」が販売されています。

カラフルでお洒落なパッケージが目を引く、贅沢な商品です。

・はごろもフーズ「是好日プレミアム」

使用されている食材が全て国産であるため、安心して愛猫に与えられる高級キャットフードです。

静岡県で獲れたマグロや桜えびを配合した「駿河湾の恵み」と、刺身として食べられるほど新鮮なメバチマグロを主原料とする「鮪尾の身」の2種類があります。

・ペットハグ「ねこはぐ」

人間が口に出来るほどの品質&国産の食材が自慢のキャットフードです。

動物性タンパク質である鶏肉を主原料としています。小麦粉を一切使用していないグルテンフリーで、人工添加物も入っていないため安全性が非常に高いです。

雑誌を中心に、様々なメディアで取り上げられるほど人気の商品となっています。

海外では猫に高級なキャットフードを与えている

日本は人間食に関しては規制が厳しく、非常に高い品質を誇っている国です。

しかしペットフードに限っては、残念ながら欧米諸国に大きな後れを取っています。

日本人の飼い主は、キャットフードをなるべく安く抑えようとする傾向があります。しかしその考えは海外では一般的ではありません。

犬・猫の健康を守るためにお金を使うのは、ペット先進国のイギリスやオーストラリアからしたら普通のことなのです。

人間と同程度の品質を追求する飼い主が多いため、海外には高級キャットフードが溢れています。

イギリスには「ブリティッシュ・バンケット」という高級キャットフードがあります。

ロブスター・カニ・キヌア・サフランといった驚くほど豪華な食材が使われており、人工添加物は不使用の商品です。

少量生産なので、予約が必要となっています。これは少し極端な例かもしれませんが実際にこの商品を購入している人がいるわけですし、それくらいペットを大事にしている人が多いということでしょう。

グレインフリーの高級キャットフードを探そう

ペットを家族のように扱うのが一般的になり、徐々に日本でも猫にお金をかける飼い主が増えてきました。

それに伴って高級キャットフードの種類も増加しています。しかし気を付けて下さい。

日本には安価な原料を使用している商品が多く出回っており、「プレミアム」や「高級」という記載があるからといって安心は出来ません。特に注意が必要なのは穀物です。

肉食動物である猫にとって一番大事なのは、動物性タンパク質の摂取です。穀物は不要であるばかりか、アレルギーを発症する可能性がある食材なので避けた方が良いでしょう。

また、穀物は消化の際に胃腸に負担をかけてしまうことがあります。

安く入手できるうえに加工がしやすい穀物は、製造コストを抑えたいメーカーが好んで使っています。

高級キャットフードを探す場合は、必ず成分表をしっかり確認しグレインフリーの商品を選ぶようにしましょう。

「カナガン」は、イギリス産のチキンを60%以上使用し、穀物不使用(グレインフリー)のイギリス産高級キャットフードです。

目・心臓・肝臓の健康を保ち、成長や生殖機能に働きかけるタウリンたっぷり 2,200mg/kg 配合。

人や犬と違って、猫は体内でタウリンを作ることができないので、食べ物から摂取しないと「タウリン欠乏症」になってしまい、目や心臓の病気になってしまうこともあるそうです。

野菜やハーブが配合されていてヘルシー。国際規格「SAI GLOBAL」クラスA取得工場で製造

グレインフリーなので、アレルギー対策もバッチリ

カナガンは猫ちゃんの健康をしっかり考えたキャットフードです。

徹底した品質管理で産地のイギリスから直輸入されるのでペットショップやホームセンターでは売っていません。

公式サイトから「定期コース」で申し込むと最大20%OFFや購入額によって送料や代引手数料が無料になります。

とびきりの美味しさとベストな栄養バランスを目指したカナガンキャットフード。

シニアから子猫まで全ての猫ちゃんにオススメのキャットフードです。

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