
quinntheislander / Pixabay
ペットショップやホームセンターに行けば、ずらりと並べられたキャットフードが目に入りますよね。
どれも同じような商品に見えますが、実は配合されている成分にはかなりの差があるんです。
肉や魚などのタンパク質を主原料としているもの、トウモロコシや麦などの穀物を多く使っているもの、保存料や着色料などの添加物が含まれているものなど様々……
猫の体は飼い主が与える食べ物によって作られるわけですから、キャットフード選びはきちんとしてあげたいですね。
値段を重視し、安い商品に飛びついている人は特に注意が必要です。
私たちが何を選ぶかによって猫の今後の健康状態が左右されるかもしれませんよ。
キャットフードに含まれている添加物や有害な成分とは
【ミール】
動物の肉・骨・内臓などを粉砕し混ぜ合わせたものをミールと呼びます。
このミール、はっきりいって何が混ざっているか分かりません。
人間が食べられなくなった消費期限切れの肉や、ニワトリのクチバシ・トサカなどが配合されている可能性も否定できないのです。
中には猫の体にとって有害な防腐剤を大量に使用している商品もあるようです。
怖いことに、ミールに何が含まれているかという詳細は表示しなくても良い決まりになっています。
きちんと細かい成分表示をしている優良なメーカーもありますが、少数派でしょう。
もちろん全てのミールが危険なわけではありませんし、猫は本来ネズミやウサギなどを1匹まるまる食べる動物なので少々余計なものが含まれていても害はないことが多いです。
ただし粗悪な商品があることも事実なので、信頼できるメーカーのキャットフードを選ぶようにして下さい。
【酸化防止剤・保存料・着色料】
・酸化防止剤
酸化防止剤はその名の通り、キャットフードの酸化を抑えるための成分です。
いろんなタイプのものがありますが、中にはゴム製品や殺虫剤に使われているような成分が酸化防止剤としてキャットフードに含まれていることもあります。
もちろんこれらは猫にとって有害であり、様々な病気を引き起こす危険性が訴えられています。
特に怖いのがエトキシキン・BHA・BHTの3つで、これらが配合されたキャットフードは避けるようにしましょう。
・保存料
保存料はキャットフードを長持ちさせるために使われます。
特に、使い切るまでに時間がかかる大袋のドライフードに含まれていることが多いです。
一度開封したキャットフードは時間が経つごとに劣化していきます。
風味が落ちると猫の食いつきが悪くなってしまうので、保存料は必ずしも悪いものではありません。
ガンになるリスクを高めてしまうような有害な保存料も存在するので気を付けましょう。
・着色料
着色料は見栄えをよくするためだけに使われている成分です。
天然由来の着色料であれば問題ないのですが、値段の関係上ほとんどの製品には合成着色料が使用されています。
この合成着色料は体に害を及ぼすものが多く、発がん性やアレルギーになる可能性を指摘されています。
日本はキャットフードに対する規制がかなり緩い国です。
危険な成分が混入していることもあるので、購入の際には必ず成分表示を確認して下さい。
赤色・青色・黄色、などの文字が書いてあればそれが合成着色料です。
【その他の添加物】
・香料
猫の食いつきを良くするために使われている成分です。
人工的に作られた香料と、天然の素材から抽出された香料があります。
猫への危険性はまだはっきりしていませんが、体に良いものではないので出来れば避けるようにしましょう。
・塩分
人間と同じく、猫も塩分を控える必要があります。
摂りすぎると血圧が上がって心臓に負担がかかってしまいます。基本的には肉や魚などに含まれている塩分だけで十分です。
・遺伝子組み換え
日本ではあまり見かけませんが、海外には遺伝子組み換えによって作られた食べ物が存在します。
今の時点では遺伝子組み換えが動物の体にどのような影響を及ぼすか断定できません。
それはつまり、有害である可能性も否定できないということです。
キャットフードに含まれているかもしれない遺伝子組み換え食品は穀物と大豆です。
成分表の中にトウモロコシや小麦が入っている場合は気を付けて下さい。
【穀物】
本来、猫にとって穀物は不要な成分です。
消化や吸収に時間がかかるため消化器官に負担がかかりますし、中には穀物アレルギーを起こす猫もいます。
陳列されたキャットフードを見てみると、穀物を主原料にしている商品が多く見受けられます。
なぜ穀物を使うのか、その答えは製造にかかるコストを考えると分かります。
猫の体に一番必要なのは動物性タンパク質です。
チキン・ビーフ・カツオ・マグロなど、高タンパクの食材を主原料としているキャットフードが理想といえます。
しかしこれらは加工に手間がかかる上に、値段が高いです。
それに引き替え穀物は、安価で仕入れることができ加工も簡単です。
つまり穀物はメーカー側が利益を上げるために使っているというわけです。
主原料でなくてもカサ増しとして配合されていたりします。
出来ればグレインフリーという、穀物を一切使用していないキャットフードを選ぶようにしましょう。
まとめ
添加物の全てが有害なわけではありません。
中にはキャットフードの品質を保つために必要な成分もあるでしょう。
しかし一方で、危険なものが存在することも事実です。
食品に使うべきではないのに、規制が緩いからといって有害物質を平気で使用しているメーカーもあるのです。
猫の健康は私たち飼い主にしか守れません。キャットフードを購入する際は、細かい成分まで全て確認するようにしましょう。
成分の記載がきちんと行われていない商品は怪しいので避けた方が良いです。
モグニャンキャットフード
人間も食べられるほど上質で新鮮な食材を使用し、 愛猫の食欲をそそる抜群の香りと味わいを追求した「モグニャンキャットフード」
白身魚のスケトウダラを原材料に使い、袋を開けた瞬間から香ばしい香りが猫ちゃんの食欲をそそります。
美味しいだけじゃなく、高タンパクで脂肪分が控えめ、さらに身体に負担になる穀物は使用していないので、猫ちゃんの健康に大貢献します。
原材料は、
- 赤ちゃんの離乳食にも使われほど安全で上質な「白身魚」
- 身体の調子を整えて活力維持をサポートする「リンゴ」
- 毎日のスッキリをサポートする「カボチャ」
- 身体のバランスを整える「クランベリー」
- 上質な炭水化物と食物繊維を含んだ「サツマイモ」
- 必須脂肪酸を含んだ「サーモンオイル」
- ハーブティーにも使われ、健康維持のための「セイヨウタンポポ」
厳選された食材と栄養バランスで、生まれたばかりの赤ちゃん猫からシニア猫までオールステージに対応しています。穀物は使用せず、人工添加物や着色料も使われていないので、アレルギー体質の猫ちゃんでも安心です。
「ペットオーナー様の願いに寄り添う本当のフードを作りたい。」という思いから開発されたモグニャンキャットフードは、栄養たっぷりのプレミアムフードです。
価格 | ¥3,960 |
1kgあたり | ¥2,640 |
カロリー | 374kcal/100g |
メイン食材 | 白身魚 |
生産国 | イギリス |
酸化防止剤 | ビタミンE |
着色料 | 不使用 |
保存料 | 不使用 |
穀物 | 不使用 |
対応年齢 | 全年齢 |
賞味期限 | 常温未開封で製造日より18ヶ月 |
販売元 | 株式会社レティシアン |
成分分析 | |
粗タンパク質(以上) | 30% |
粗脂肪(以上) | 16% |
粗繊維(以下) | 3% |
灰分(以下) | 6% |
水分(以下) | 7% |
カロリー | 374kcal/100g |
原材料一覧 | 白身魚63%、サツマイモ、エンドウ豆、サーモンオイル、ひよこ豆、レンズ豆、ヒマワリオイル、フィッシュスープ、ミネラル、ビタミン(A, D, E)、ビール酵母、オリーブオイル、アマニ、アルファルファ、バナナ、リンゴ、クランベリー、カボチャ、セイヨウタンポポ |